【経験談あり】小さい子がいても離婚して良い?離婚後の生活は?

離婚

私は離婚前に、色々なサイトで情報を得ていました。私の場合は離婚をすることに対してゆるがない意思はありましたが、それでも離婚後の生活に対する不安から、とにかく経験者のブログや弁護士サイトを読み漁る状態でした。

今回は、実際に子どもが0歳児の時に離婚した私の経験談を含めて『本当に離婚してよかったのか?子持ちで離婚をした後の生活はどうなのか?』を書いていきます。

今、離婚をするか迷っている方、離婚することを決断して具体的な準備をしている方、いろんな状況の中でも、前に進める小さなヒントになってくれたらとても嬉しいです。

本当に離婚して良かったか?


まず、私は離婚して本当に良かったです。
理由は、離婚をしたことによって失ったものより、得たものが大きいからです。
ただ、離婚すること自体をオススメしているわけではありません。状況に合わせてよく検討して、良い決断をしてほしいと思います。

お金のコントロールができる


これは金銭トラブルを抱えている夫婦に対するメリットとなりますが、その場合、離婚すると金銭面のコントロールが可能となります。家計にマイナスや不安の多いパートナーと別れることで、自分の判断によって必要なところに必要なお金だけをかけることができます。
・借金がない
・無駄にお金が減る心配がない
・必要経費を予測できる

お金のコントロールができることで、安全な生活を送ることができていると実感し、精神的にもとてもラクになりました。

感情のコントロールがしやすい

・人間関係
パートナーだけではなく、パートナーに関わる人間関係がほぼなくなるので、かなり精神的に軽くなりました。パートナーの両親や兄弟、親戚付き合い、会社絡みの繋がりで苦しむ方も多くいらっしゃると思います。
子どもがいる状態での離婚となるため今後の面会など含めると全く付き合いがなくなるわけではありませんが、多少のことは『子どものため』と思って受け入れましょう。ただ、日常的なものから突発的なトラブルまで関わる時間が大きく減るので、私の場合、人間関係の負担は離婚前とかなり変わりました。

・感謝の気持ち
離婚したからこそ、感じることができた感謝の気持ちがありました。自分らしく居ることができること、子どもの笑顔を素直に受け取れること、家族や、家族以外の誰かが優しい言葉をかけてくれた時や手伝ってくれた時に感じる心からの感謝は、離婚を経験したからこそのものです。

時間のコントロールができる


自由
パートナーに支配されずに、子どものことを第一に考えて自分の時間を使えます。正月・GW・お盆‥毎年親戚付き合いなどに振り回されていませんか?お休みを『自分のためのお休み』として使えるようになります。

自分らしい決断ができる

自分の判断で意思決定することができます。全ての責任が自分について回りますが、自分の人生のことを自分で選択できることに幸せを感じます。

離婚を決める前に何度も確認したこと

全て自分だけで、自分と子どもの生活を回すために、生活に関わる心配事はクリアしてから離婚したいですよね。私が離婚を考えたときに、しっかり考えて準備したことを載せます。

わたし自身の気持ち


何より1番大切だと思います。
離婚後して良かったとは言え、大変なことはたくさんあります。取り返しがつかないので、少しでも結婚生活の何かに未練のあるうちは、勢いで離婚しないことをオススメします。

わたしの場合は、最終的には離婚することに対して1%の後悔もありませんでした。結婚生活を続けるメリットは0%だと言い切れるようになってから、離婚を決断しました。
離婚を決断できるまでは、なるべく穏便な状態で元パートナーと会話ややり取りを繰り返し、相手の考え方や価値観について、何度も確認しました。
もし、100%のうち1%でも後悔があるなら、離婚するのはまだやめた方が良いと思いますし「やっぱり離婚しない方が良かったかな‥」という迷いは、きっと今後の生活の大きなストレスになります。少しの迷いもなく離婚を決断できるかはとても重要だと思います。

子どもの気持ち


夫婦の問題なので、まずは自分の気持ちが重要だとしても、ないがしろには出来ないのが子どもの気持ちです。
どのサイトを見ても、『子どもが悪いことはひとつもない』『子どもへの愛情がある』ことを伝えてくださいと書いています。

わたしの場合は子どもが0歳の時に離婚したので、当時大きな問題ではなかったです。ただ、5.6歳になってくると色々なことを理解し始めます。
今は、もちろん愛情を伝えることとともに、子どもの気持ちを聞くこと・否定せずにまずは受け止めることを出来るだけ徹底することにしています。また、寂しい気持ちを溜め込まないように「パパ」というフレーズや「家族の人数や構成」に関わる話題は、自由に話して良い雰囲気作りを心がけています。

親権問題


親権で揉める場合、わたし個人としては『然るべき相談窓口』へ相談することをオススメします。いろんな条件や権利を扱うことの出来るプロの話を聞くと、自分とは違う観点で、有利に話を進めるヒントをもらうことができます。
ちなみに、わたしの元パートナーは親権を欲しがらなかったので、悩むポイントではありませんでした。

戸籍問題

親権同様、プロに相談することをオススメします。子どもが大きい場合は子どもに選択権がありますし、パートナーが社会的な立場がある場合など、少し柔軟に対応を求められるシーンがあるのかもしれません。
わたしの場合、親権同様、自分の戸籍に子どもを入れる旨を主張し、何なくクリアしました。

金銭問題

①仕事(収入)
子どもが小さい場合は、この条件で探すと良いと思います。
・自分ひとりに責任がかからない職種
・働くひとり親を応援する風土がある職場

なかなか難しい条件ではありますが、派遣会社へ登録したり、求人サイトにも働くひとり親向けの仕事が存在しています。給与の高さも大切ですが、働く環境も精神衛生に関わるので同じくらい大切です。

わたしの場合は育休中に離婚が成立したため、働く場所がすでにあり、自分だけでの収入が見込める状況でした。わたし自身は理解ある職場に勤めていると思いますが、やはり色んな人が働く中では勤務時間に制限があることや子どもの体調不良を理由に休むときなど、多かれ少なかれ気まずい思いをしたので、少しでも理解がある環境をオススメします。

②養育費
養育費をもらうとのことで合意が取れた場合は、公正証書を作ることをオススメします。

わたしの場合、養育費は月2万円で、全額使わず義務教育後の進学のために貯金しています。全額もらえたとしても230万円程度ですが、公正証書の強制力がなければ、おそらく既に支払われていません。

③その他サポート
国や地域から、ひとり親家庭の支援があります。詳しくはこちらに書いてあります。

わたしの場合、さらに両親と同居しているため、金銭面のサポートがあります。自分の親との同居は、家族とは言え他人と住むことと同じくらい難しいと感じますが、金銭面で助けられています。

離婚後の面会交流


子どもが大きい場合、待ち合わせ場所での受け渡しや、相手の自宅へ子どもを連れて行くだけで、元パートナーとの接触は少なくて住むことが多いようです。
ただ、子どもが小さい場合は一緒に時間を過ごす必要があり、子どもは嬉しいようですが自分への負担がかかるケースもあるようです。
わたしの場合、元パートナーから一切の連絡がないので、その負担は免れました。

生活面のサポート


皆さんそれぞれの環境によるとは思います。両親や親戚兄弟が近くにいて、かつサポートしてくれる場合は、保育園送迎・食事・習い事・普段の生活を一緒に過ごすなどのサポートがあると、かなり心強いです。
全てを自分ひとりで行うことと、誰かと一緒に過ごす時間があるのでは、精神的な負担がかなり違います。特に自分自身が体調を崩したときにサポートしてくれる人が近くにいるような環境を整えることができるのであれば、あるに越したことはありません。、

生活の潤いになるもの

自分の世界観

長期的に健康な生活を送るためにも、自分だけの世界観を定期的に持つことへオススメです。ドラマを見る、趣味の時間、習いごとなど何でも良いと思いますが、自分がリフレッシュすることで、視野が狭くなったり子ども優先になりすぎたりせず、子どもの世界も認めてあげやすくなると感じます。

家族絡みのコミュニティ

居心地の良い・複数のコミュニティに参加することで、わたしは孤独感をあまり感じず、楽しいシングルマザーライフを送ることができていると感じます。
保育園・幼稚園や学校のママ友、会社の付き合い、学生の頃からの友人、趣味など、子どもと一緒に参加できるコミュニティを積極的に作ることは子どもにも自分自身にも良い影響があると思います。

余談

離婚することでマイナスな人間関係を手放した結果、良い人間関係に恵まれたと感じます。もちろん、離婚後に大変なことはたくさんありますが、無駄な心配ごとがない自分で人生を選択することができるなどのメリットもあります。

離婚をすることをオススメしているわけではありませんが、離婚することにメリットはあるので、じっくり皆さんの中で最善の選択をしてほしいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました